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2016年11月18日

野麦街道(松本~新村)

1 期 日 平成28年11月17日(木)
2 コース 松本牛つなぎ石ー荒井ー堀米ー下新ー新村駅
3 所要時間 約3時間 約9㎞
(クリックして大きくして見てください)
 本町の野麦街道標識

本町の牛つなぎ石

荒井の観音堂

堀米の道標
             「右まつもと、左ひだ」

 野麦街道の起点は、松本市本町と伊勢町の交差点です。ここに新設の道標「左野麦街道」と街道の面影を残す牛つなぎ石があります。ここから先は今年実施された松本歴史の里企画展の資料を参考に歩きました。島立地区はすでに市街化が相当進んでおり旧道がどこにあるのか見誤ることが多々ありました。奈良井川を渡った西側には荒井観音堂が、さらに先の堀米には「右まつもと、左ひだ」の道標がありました。高札場標識も二カ所あり、少ない目印等を頼りになんとか旧道を探しました。堀米地区は北アルプスが遠望でき切妻民家も沢山残っていました。旅人は北アルプスに別れを告げ、飛騨への旅路を急いだことと思います。起点から新村駅まで約9キロを歩きましたが、島立地区は田舎風情が残っていて安らぎがありました。


  


Posted by シオン120 at 15:19Comments(1)点の記・てくてく旅

2016年11月13日

野麦街道(新村~新島々)

1 期 日 平成28年11月12日(土)
2 コース 新村ー三溝ー森口ー淵東ー新島々
3 所要時間 3時間 約8㎞
(クリックして大きくして見てください)
 新村の野麦街道案内板
          
 新村根石の分岐道標
               「左ハ大つま 右ハまつもと」

国道158号から離れた松本市新村地籍に野麦街道の案内看板がありました。一部ではありますが砂利道が残っていて懐かしかったです。この先の新村根石に「左ハ大つま、右ハまつもと」と記された道標があります。左(北)が梓川を渡り松本市梓川大妻へ行く道で、右(東)が松本へ行く野麦街道の分岐です。松本市波田三溝の安養寺はシダレザクラで有名ですが、この西側通りは旧街道の面影が残っていました。旧波田町の森口から淵東は、かつては松林が続いていたとのことです。その面影は波田小学校にありました。

松本電鉄上高地線終点の新島々まで約8キロを歩きましたが、野麦街道の面影が残る遺物や標識はごくわずかでした。限られた財産であり地域の皆さんのお力で是非残してほしいと思いました。



             


Posted by シオン120 at 07:01Comments(0)点の記・てくてく旅

2016年11月05日

野麦街道(水没記念碑~田ノ萱~古宿~黒川渡)

1 期 日 へいせい28年11月4日(金)
2 コース 水没記念碑ー田ノ萱ー古宿ー黒川渡
3 所要時間 1時間30分 約5㎞
(クリックして大きくして見てください)

 田ノ萱から遠方の鞍部が祠峠,手前はダム湖

 田ノ萱の石仏群

 田ノ萱の六地蔵

 入山宿から次の集落、田ノ萱で古老に野麦街道を訊ねましたら「水没記念碑から田ノ萱間はダムの湛水底や藪になっているところが多い」との事でした。仕方なく新道を歩くことにしましたが、標識がところどころにあり旧道との交わりは雰囲気でわかりました。田ノ萱からは祠峠が良く見えました。祠峠は以前「奈川自然案内人の会」の主催で訪れたことがありましたが、この峠は旧奈川村と旧安曇村大野川(乗鞍へ行く道)間を結んだ峠で山頂にはお宮や数件の廃屋がありました。記憶に乏しかった祠峠を確認できて良かったです。新道に石仏群がありましたが、旧道にあったものを村の衆が一カ所にまとめたものと思います。古宿は奈川に4カ所あった宿屋の一つですが面影はありませんでした。


  


Posted by シオン120 at 20:11Comments(0)点の記・てくてく旅

2016年11月05日

野麦街道(寄合渡~旧街道口、ワサビ沢)

1 期 日 平成28年10月31日(月)
2 コース 寄合渡宿ー保平ー川浦宿ー野麦ワサビ沢
3 所要時間 2時間30分 約8㎞
(クリックして大きくして見てください)
 奈川保平石仏群

 奈川川浦六地蔵

 奈川ワサビ沢(旧街道口)

 寄合渡から野麦峠に向かって、神谷集落、保平集落と続きますが、保平は昔から信州の伝統野菜「赤かぶ」栽培で有名です。お年寄りに保平かぶについて訊ねましたら「赤かぶいるかい、いるならやるよ」と気を使わせてしまいました。保平には六地蔵と馬頭観音の石仏群が祀られており古い集落だと思いました。野麦街道最後の集落「川浦」は、飛騨高山と繋がりが深く交流が活発に行われていました。川浦は工女の定宿「宝来屋」があり宿泊者全体の6割を占めていたとのことです。冬季は積雪も多いため雪固めや案内などで川浦衆の苦労は相当多かったと思います。六地蔵と馬頭観音の石仏群がここにもありました。毎年5月には、女工さんたちを偲んだ野麦峠まつりが開催されています。冬季間は道路が閉鎖されます。

 


  


Posted by シオン120 at 17:02Comments(0)点の記・てくてく旅

2016年11月01日

野麦街道(古宿~黒川渡~寄合渡宿)

1 期 日 平成28年10月31日(月)
2 コース 奈川支所~古宿~黒川渡~太平~寄合渡宿
3 所要時間 1時間30分 約5㎞
(クリックして大きくして見てください)
 奈川太平石仏群

 奈川寄合渡宿道標
                        「右ハひだ、左ハやぶ原」
 奈川寄合渡の氏神、天空大明神

 奈川支所、古宿を経由して旧役場があった黒川渡から上流へ向かって野麦街道を歩きました。錦織成す紅葉が広がっており最盛期を迎えていました。この美しさは古今東西、変わらぬ自然の恵みであり、往時の人々も眺めていたと思うと懐かしあさがこみあげてきました。しばらく歩くと奈川太平の石仏群があり、馬頭観音、大日如来、六地蔵が祀られていました。さらに南の奈川寄合渡は、飛騨、藪原、松本の分岐点で番所が置かれていましたが、今は看板のみでした。道標には「右ハひだ、左ハやぶ原」と刻まれており街道の面影が残っていました。奈川寄合渡には氏神の天空大明神が祀られており、9月第一土曜日には無形文化財の獅子舞が奉納されるとのことです。勇猛果敢な獅子退治の舞とのことで一度見てみたいと思いました。


  


Posted by シオン120 at 15:35Comments(1)点の記・てくてく旅