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2017年10月31日

伊那街道てくてく旅(片桐宿から本学神社)

1 期 日 平成29年10月30日(月)
2 コース 上片桐駅~片桐宿~大島宿~本学神社~下平駅
3 所要時間 約3時間30分(昼食、見学含む) 約8㎞
4 主 催  善光寺街道協議会 参加者18名
(クリックして大きくして見てください)
 片桐宿(松川町)

 大島一里塚跡(松川町)

 本学神社(高森町・伊那谷の国学ネットワーク)

 たわわに実る市田柿

  台風22号一過の晴れに恵まれ、稀に見る好条件で街道歩きをしました。

 中央自動車とJR飯田線に挟まれた、県道15号(旧国道153号線)の飯島飯田線が街道の道筋になります。宿場は飯田藩による伝馬制によって整備されましたが、片桐宿、大島宿は面影が薄かったです。道中、見学をした天台宗(法華経を経典とする仏教で最澄が開いた宗派)のお寺、瀧泉寺、光明寺でご接待をいただきました。元善光寺へ向かう行脚に「実際に体験をしなければ得られない功徳を自分のものにしてほしい」と身に余るお言葉とおもてなしをいただき恐縮しました。大島宿の北のはずれに大島の一里塚がありましたが、飯田を起点にした一里塚で飯田から三里にあたります。五街道以外の一里塚は珍しいなと思いました。

 高森町では日本で初めて、国学の四大人(しうし)「荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤」を祀った本学神社を参拝しました。受験シーズンには合格祈願に多くの人が訪れるようです。

街道は秋の気配が漂い、長野県初の地域農産物ブランド「市田柿」がたわわに実っていました。


  


Posted by シオン120 at 18:32Comments(0)点の記・てくてく旅

2017年10月13日

初期中山道てくてく旅(小野宿~三沢峠~岡谷)

1 期 日 平成29年10月12日(木)
2 コース 小野駅~小野宿~しだれ栗~三沢峠~鶴嶺公園~岡谷駅
3 所要時間 約6時間(旧小野家住宅、旧林家住宅見学等を含む)
         通常所要時間約4時間   距離約9㎞
4 主 催 NPO法人木曽川・水の始発駅  参加者28名
(クリックして大きくして見てください)
 辰野町楡沢一里塚(江戸日本橋より58里)

 800本以上のしだれ栗自生(国天然記念物)

 小野峠(岡谷の呼び名) 三沢峠(小野の呼び名)
 右をの 左みさは

 岡谷市三沢から市街地を望む.高速道路が見える

 小野宿から岡谷へ向かう初期中山道は、しだれ栗森林公園へ行く道がほぼ街道のルートになります。途中、右手に楡沢の一里塚がありますが、原型を留めており二つの塚の間に当時の道筋をしのぶことができます。(江戸日本橋より数えて58番目)しだれ栗の自生地は他に例を見ない光景ですが、しだれは火山活動による突然変異とか。森林公園を過ぎてから道がカーブした地点に小野峠を示す石碑があり、右折して80メートル先に小野峠(三沢峠)があります。ここから先は未舗装の下り歩きになりますが結構荒れていました。さらに下るとツツジの名所「鶴嶺公園」があります。シルクエンペラー片倉寄贈のツツジで春には3万株の花が咲き乱れ大勢の見物客で賑わいます。その下に三沢の一里塚(江戸日本橋より57番目)があり岡谷の市街地へと進んでいきます。初期中山道開削ルートは、暴れ天竜川を避けた山手ルートで川の氾濫を避けた物資輸送ルートであったことがよくわかりました。馬頭観音菩薩の石仏群も結構ありました。
  


Posted by シオン120 at 09:43Comments(1)点の記・てくてく旅