2020年11月08日
保福寺道・東山道てくてく旅(保福寺峠~入奈良本宿)
2 コース 保福寺峠~青木村側一遍水(通行止め中断)
一遍水~清水茶屋跡~石川の陣場~入奈良本宿(往復車)
*峠から青木村側は道路崩落により一部通行止め
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保寺峠山頂には、日本アルプスを世界に紹介した「ウエストン日本アルプス絶賛地」の碑と、県内では大きい馬頭観音がありました。馬頭観音は保福寺道が人馬の往来で賑わった証で、供養と安全を願う心が嬉しかった。
保福寺峠を境にする旧四賀村と青木村間は、県道181号線で結ばれています。11月下旬には冬期閉鎖されますが、その前に状況確認を含め青木村側を少し下って歩いてみましたが、人が歩いた形跡はありませんでした。翌日、予備調査を兼ね青木村中心部から峠へ車を走らせました。青木村「一遍水」上部は道路が崩落し工事中のため通行止めになっていました。「やっぱりそうだったか」と思いましたが、幸い歴史の道・東山道は、標柱設置がされており,一遍水から下りは古道確認ができました。青木村最初の宿場・入奈良本宿を経て恋渡神社をあとにしました。
青木村内の保福寺道は東山道に沿っており、青木村の皆さんの努力によって「東山道の歴史の道ウォーキングマップ」が作成されています。この道を上田へ向かえば良いことが判り、これからの街道巡りが楽しめそう。
2020年11月05日
保福寺道てくてく旅(松本市岡田宿~保福寺宿~保福寺峠)
2 コース 松本市岡田宿番所~松本市稲倉峠口道標
*稲倉峠は中断
四賀殿入り~保福寺宿~保福寺町勝立
*保福寺町勝立~一遍水までは県道を車
一遍水~保福寺峠
3 所要時間 約2時間(往復4時間) 約5㎞(往復10km)
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(左江戸道、右みさやま」 *江戸道とは保福寺道
保福寺町番所跡
一遍水からの保福寺道
保福寺峠で足を止め絶賛
松本市岡田宿には善光寺街道と保福寺道が分岐する所に番所があります。この番所を右に稲倉方面に進むと稲倉峠の入口に「左江戸道、右みさやま」(江戸道とは保福寺道)と書かれた道標があります。ここを峠へ登りますが、しばらく行くと獣避けの防護柵が張り巡らされていました。通行に不安を感じ峠越えは中断し、戻って旧四賀村の殿入りまで車を走らせました。峠は昭和30年代までは、旧四賀村錦部の生活道路として利用されたと案内看板に書いてありました。殿入りから先に進むとまもなく保福寺宿になります。宿場は明治に2回の大火があり面影は少ないですが、本陣様式を忠実に残した三階建ての本陣問屋の小沢家と脇本陣・庄屋の両角家が宿場中央にあります。桝形を抜けると右側には番所跡、川を挟んだ反対側には曹洞宗・保福寺があります。保福寺町最奥部の勝立から先は道が途絶えており、県道181号線を車で一遍水まで行き駐車。一遍水から峠までは約1キロありますが、所々に案内看板や鉄パイプ柵があり迷うことはありませんが、人が訪れた形跡はなく寂しい道中でした。