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2019年05月09日
北国街道東脇往還(松代道)てくてく旅(須坂市福島宿~長野市長沼宿)
1 期 日 令和元年5月8日(木)
2 コース 須坂市福島宿~村山橋~長沼宿
3所要時間 1時間45分 約4㎞
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長沼宿・南入口の桝形
長沼宿・本陣(西島家)
2 コース 須坂市福島宿~村山橋~長沼宿
3所要時間 1時間45分 約4㎞
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福島宿(須坂市)と長沼宿(長野市)間は、かつて千曲川の「布野の渡し」(柳原)を渡っていました。現在は鋼鉄の橋、村山橋を渡り堤防沿いに長沼へ行きます。長沼宿南入口に宿場独特の桝形が残っていました。10mほどの小高い土塁上に秋葉社を始めとする4基の石詞が祀られています。長沼は平安時代から有力な豪族が治めており、北側が城下町、南側が宿場町の顔として存在していましたが、現在はリンゴ畑になっていて城下町としての面影はまったく無く城址跡に大きな欅と碑がある程度です。南側の宿場町は旅籠がなく本陣が旅籠を兼ねており本陣の西島家には長屋門の面影が、問屋を努めた向かいの丸山家の門には天井部分に往時の駕籠が保存されており宿場風情は感じられました。印象深かったのは林光院門前にあった道標「右ハゑちこ道 左ハせんく王うし道」と刻まれていた江戸中期の古碑でした。小さな道標でしたが懐かしさと優しさを感じました。