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2020年06月04日
戸隠道(表参道)てくてく旅(大座法師池~宝光社)
1 期 日 令和2年6月2日(火)
2 コース 大座法師池~大谷地湿原~一之鳥居~大久保茶屋
~祓沢道標~宝光院
3 所要時間 3時間(約10㎞)
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一之鳥居標柱
戸隠道と3丁の町石(ちょういし)
祓沢の分岐道標
戸隠神社宝光社
2 コース 大座法師池~大谷地湿原~一之鳥居~大久保茶屋
~祓沢道標~宝光院
3 所要時間 3時間(約10㎞)
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大座法師池から宝光社までの約10キロ区間は、道標が適度に設置され、ルートがしっかりしていて落ち葉が堆積し、新緑、満開のレンゲツツジ、小鳥のさえずりがあり気分良く歩くことができました。
大座法師池に隣接する駐車場に車を停め出発しました。大谷地湿原の脇道を進み戸隠古道の標識に沿って約3キロ進むと戸隠神社一之鳥居に出ます。かつての石造鳥居の残骸、再建された木造鳥居の撤去の歴史について立て札によって名残を知ることができます。一之鳥居跡近くの道標には、「従是中院神前迄53丁」の文字が刻まれています。ここを起点に一丁ごとに町石(1丁は109m)があったと言われていますが、現在はそのほとんどは新しい町石です。一之鳥居より7丁目に大久保の茶屋があり、現在は2軒が営業をしています。ここは古間、牟礼方面からの「戸隠下道」が合する交通の要地にあたり、戸隠・上野・鬼無里方面との中継所として馬小屋も数棟置くほどの賑わいだったとのことです。しばらく行くと、中社と宝光社の分岐点を示す祓沢の道標があります。右 ちゆうゐん(中院)、左 ほうく八うゐん(宝光院)と読む梵字です。宝光社は石段が270段あり樹齢600年といわれる杉木立に囲まれています。