ようこそ「点の記」ブログへ! ごゆっくりご覧下さい
2020年09月22日
谷街道てくてく旅(長野市綿内~須坂宿)
1 期日 令和2年9月21日(月)
2 コース 長野市綿内~井上~須坂宿
3 所要時間 約2時間(約6㎞)
(クリックして大きくして見てください)
綿内西宮神社の道標
米持西蓮寺跡の地蔵尊
墨坂神社
谷街道・蔵の町並み
2 コース 長野市綿内~井上~須坂宿
3 所要時間 約2時間(約6㎞)
(クリックして大きくして見てください)
谷街道は稲荷山を起点に、矢代宿、松代宿、川田宿を経て綿内(長野市綿内)追分から須坂宿、小布施宿、中野宿、飯山宿へと続く街道です。街道は古いが、呼称は新しく明治20年が初出とのことです。命名は長野県庁で街道名の由来は、千曲川の下流「市川谷」に通じることから命名されたとのことです。それまでは上高井地方では「松代道」、下高井地方では「北国脇往還」と呼ばれていました。
矢代から綿内までは北国街道東脇往還(松代道)旅で実施しているため、今回は綿内追分(旧河東線綿内駅そば)を出発点に須坂宿までを歩きました。街道はほとんどが国道のため面影は薄かったですが、鮎川橋を渡った北側に故西蓮寺の墓地があり、地蔵尊の由緒書きに谷街道の表玄関として賑わったと記載されていました。北に進むと「墨坂神社」があり境内の欅は見事な古木で鬱蒼とした社叢をなしていました。かつては北信一帯の大祭として賑わいをみせていたとのことです。須坂宿は蔵の町並みが見事で江戸時代、須坂藩主堀氏の館町として繁栄し、明治から昭和初期にかけて製糸業によって隆盛を極め、大壁造りの町屋などの町並みは美しかったです。