2020年11月05日 16:23
松本市岡田宿には善光寺街道と保福寺道が分岐する所に番所があります。この番所を右に稲倉方面に進むと稲倉峠の入口に「左江戸道、右みさやま」(江戸道とは保福寺道)と書かれた道標があります。ここを峠へ登りますが、しばらく行くと獣避けの防護柵が張り巡らされていました。通行に不安を感じ峠越えは中断し、戻って旧四賀村の殿入りまで車を走らせました。峠は昭和30年代までは、旧四賀村錦部の生活道路として利用されたと案内看板に書いてありました。殿入りから先に進むとまもなく保福寺宿になります。宿場は明治に2回の大火があり面影は少ないですが、本陣様式を忠実に残した三階建ての本陣問屋の小沢家と脇本陣・庄屋の両角家が宿場中央にあります。桝形を抜けると右側には番所跡、川を挟んだ反対側には曹洞宗・保福寺があります。保福寺町最奥部の勝立から先は道が途絶えており、県道181号線を車で一遍水まで行き駐車。一遍水から峠までは約1キロありますが、所々に案内看板や鉄パイプ柵があり迷うことはありませんが、人が訪れた形跡はなく寂しい道中でした。