2020年06月21日 17:51
270段の宝光社の石段を登り、社殿東側・神道(かんみち)を通って火之御子社、中社へ向かいました。中社は距離は短いのですが、神道に杉木立もあり古の雰囲気を漂わせています。戸隠信仰の中心地、中社の参道は、竹細工、戸隠蕎麦、宿坊が建ち並び大勢の人々が訪れていました。
奥社参道は一直線に続き、途中からの1キロ区間は、杉の大樹が連続しています。パワースポットとして人気があり、静寂の中に身を置くと霊験あらたかな風が頬を伝ってきます。背後に修験僧が修行したお山をいただいているためでしょうか、深山の地は不思議に気持ちが落ち着きます。急坂を登ると正面に奥社本殿が見え、天照大御神が天の岩戸にお隠れになった時、無双の神力で岩戸を開いた天手力雄命が祀られています。一段下がったところに、水を司る九頭龍大神が祀られています。