2019年10月12日 15:45
大笹街道の黒門から供養塔間は約3.5キロあります。クマ笹が茂る巾1メートル程の急峻な山道で、毎年春になると仁礼会の皆さんが草刈をし保存管理に力をそそいでいます。(令和元年は5月26日実施)
街道の情報については事前キャッチしましたが、未経験のため峰の原高原・菅平グリーゴルフ場の手前まで車で移動しました。その後、逆に須坂方面へ向かって「土手道」を確認しながら歩き往時の歴史遺産を体験しました。峰の原高原は標高が1,500mと高く積雪などにより旅人は道を見失うなど遭難し難渋を繰り返しました。
土手道は人工的に造られたものです。高さ1メートル程の盛土がされ人馬が歩きやすいように造られました。道には観音菩薩の石仏が随所にあり苦難の歴史を物語っていました。目的地の菅平供養塔は見つけることが出来ませんでした。次回訪問時の楽しみにしました。