2019年08月02日 09:02
牟礼宿は加賀藩の参勤交代における中間地点の休憩所として、佐渡の金銀荷を付け替えた場所として、本陣を中心に賑わっていました。
牟礼の「いいづな歴史ふれあい館」で宿場の町並みを再現したジオラマシアター、展示物な
どを見学して出かけました。印象に残ったのは、武蔵(江戸)と加賀(金沢)の中間点を示す道標「武州加州道中境碑」、牟礼宿ができる以前からあった古刹・徳満寺入口の堂々たる鐘楼門、死後の世界をつかさどる十人の王を祀った十王堂まえの落ち着いた雰囲気の十王坂、加賀藩の参勤交代では中山道碓氷峠に次ぐ難所であったという小玉坂などが往時の香りを留めており印象に残りました。