佐久甲州街道てくてく旅信州編(小海町)

シオン120

2018年09月13日 14:55

1 期 日 平成30年9月12日(水)
2 コース 海尻宿(南牧村)~小海駅~八千穂駅(佐久穂町)
3 所要時間 約4時間  約12㎞
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 南牧村海尻城址入口の醫王院

 佐久甲州街道最大の難所だった南牧村海尻洞門

 小海町馬流の一里塚  

 小海町馬流の馬頭尊

 JR小海線海尻駅を出発。南牧村海尻宿の北に甲斐の国・武田氏による信濃侵攻の前進拠点の海尻城址入口が天台宗醫王院の境内にありました。この先の小海町八那池へは海尻洞門を抜けますが、かつては深山断崖をへばりつく人馬を阻む佐久甲州街道最大の難所でした。千曲川の東岸は古生代の古い地層で水害に遭うことは一度も無かったようですが、西岸は八ヶ岳が噴火した際の比較的新しい地層で国道沿いに断層がむき出しになっています。水害もあり街道は迂回したとのことです。小海の名前は887年八ヶ岳(天狗岳)が水蒸気爆発し大崩落した時、小さな湖ができ起源となったと伝えられています。その時を知る埋もれ木が役場ロビーに展示されていました。さらに役場のそばの北牧小学校入口向かい側には、移されていた馬流の一里塚がありました。この区間は旧道が所々に残っていて馬頭尊、庚申塔の石造物が残っていました。



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