初期中山道てくてく旅(小野宿~三沢峠~岡谷)
1 期 日 平成29年10月12日(木)
2 コース 小野駅~小野宿~しだれ栗~三沢峠~鶴嶺公園~岡谷駅
3 所要時間 約6時間(旧小野家住宅、旧林家住宅見学等を含む)
通常所要時間約4時間 距離約9㎞
4 主 催 NPO法人木曽川・水の始発駅 参加者28名
(クリックして大きくして見てください)
辰野町楡沢一里塚(江戸日本橋より58里)
800本以上のしだれ栗自生(国天然記念物)
小野峠(岡谷の呼び名) 三沢峠(小野の呼び名)
右をの 左みさは
岡谷市三沢から市街地を望む.高速道路が見える
小野宿から岡谷へ向かう初期中山道は、しだれ栗森林公園へ行く道がほぼ街道のルートになります。途中、右手に楡沢の一里塚がありますが、原型を留めており二つの塚の間に当時の道筋をしのぶことができます。(江戸日本橋より数えて58番目)しだれ栗の自生地は他に例を見ない光景ですが、しだれは火山活動による突然変異とか。森林公園を過ぎてから道がカーブした地点に小野峠を示す石碑があり、右折して80メートル先に小野峠(三沢峠)があります。ここから先は未舗装の下り歩きになりますが結構荒れていました。さらに下るとツツジの名所「鶴嶺公園」があります。シルクエンペラー片倉寄贈のツツジで春には3万株の花が咲き乱れ大勢の見物客で賑わいます。その下に三沢の一里塚(江戸日本橋より57番目)があり岡谷の市街地へと進んでいきます。初期中山道開削ルートは、暴れ天竜川を避けた山手ルートで川の氾濫を避けた物資輸送ルートであったことがよくわかりました。馬頭観音菩薩の石仏群も結構ありました。
関連記事