2016年06月28日 04:06
伊那街道・三州街道は、塩尻宿から伊那、三河へ向かう中山道の脇往還として中馬の往来も多く交通の要路でした。塩尻宿から間もなく善知鳥峠となりますが、この峠(海抜889m)は、南は天竜川水系へ北は信濃川水系へ別れて流れる分水嶺で古来「水のわかれ」と呼ばれていました。小野宿は本陣、脇本陣は無く旧問屋「小野家」が役割をつとめていました。本棟造りで奥座敷は床が一段高くなった上段の間となっており見学をさせていただきました。街道筋には馬頭観音の石仏がたくさんあり中馬街道を彷彿させてくれました。
同行者(43名)の中に80歳の時に四国巡礼の旅を千曲市から往復歩いた人がいました。槍ヶ岳も登頂したとの事、怪物だと思いました。